小学校1~6年生までの児童を対象にした放課後の子ども達の「生活の場」です。
「安心して働き続けたい」という仕事をもつ親の願いと「1人ではなく学年を越えた人間関係の中で放課後をすごさせたい」という子どもへの思いから学童保育は生まれました。
学童保育では異年齢集団による「生活」を基本とし、仲間との関わりで多くのことを学び成長していきます。
また、様々な行事(キャンプ・運動会・ドッジボール大会・春のつどい(文化祭))を通じて、諦めない気持ち、やりぬく大切さ、協力する力を身につけていきます。
いきいき活動
いきいき活動は、全ての児童対象で、放課後の遊びやスポーツの場を提供しています。受け入れ学年は全学年、活動時間は夕方6時までが基本ですが、各学校によって運用はまちまちです。日常の活動範囲が学校の中だけであって門の外はいきいきの活動範囲外となっています。活動に参加している児童を対象に『遊びの場』を提供するのがいきいき活動です。詳しくは、各学校のいきいき活動へ問い合わせてください。
学童保育
学童保育は、安心して働き続けられるために、子ども達の放課後の生活の場として存在しています。保護者の代わりに指導員がいて、一般の家庭と変わりない生活を大勢の異年齢の仲間と過ごしています。指導員は、帰って来る子ども達を迎え、次の行動(手洗い、宿題、おやつ)へと促し、子どもと一緒に遊びつつ、習い事のある子どもを送り出したりもします。また、危険や体調に変わりがないか目を配り、些細な程度であれば手当てを施し、必要に応じて保護者に連絡を入れます。子ども一人一人の成長を細かく目配りし、健全な成長を促します。構成している児童・指導員がずっと変わらない面もあり、児童の安心感も大きく、『第2の家庭』としての役割を担っています。
共同学童保育所の運営主体は「父母会」です。我が子をあずけるのと同時にお互いの子をあずかることになります。1人ひとりが父母会の一員として、その運営の一端を担います。父母会がなければ、学童そのものが成り立ちません。
月1回子育て会議があったり、バザー活動があったり、各種行事に参加したりと大変忙しいと思いますが、学童保育では、みんなで協力して一つ一つの活動を行っています。
学童保育を必要とし、学童での生活がわが子にとっても必要であると、その価値を認め合った父母同士支えあっています。子育ての思いを共感し、ともに悩み、ともに学び、ともに育つ場でもあります。お互い助け合える仲間ができます。